お客様が求めているものを勘違いしている
ネットショップのほとんどの方はお客様が物を求めていると勘違いしています。
お客様は物、つまり商品を欲しがってはいません。
それを知らずに商売をしているとどうなるか。
あのお店のあの商品いつもランキングに入っているな⇒よし、あの店より安くで販売しよう!
このパターンです。
ネットショップ業界では90%くらいこのパターンです。
このような思考パターンの人がたくさんいてみな同じことをやりだします。
値段を変更するだけなので一瞬でできます。
すると、最終的には仕入値かそれ以下の価格になるまで値下げ競争が繰り返され、
「売れない」「売れれば売れるほど赤字になる」といった状況になります。
もし、このような考えしかできないのであれば、ネットショップはやめた方がいいです。
まず間違いなく失敗します。
もう一度言います。
お客様は物を欲しがってはいません!!
求めているものを知ることから始まります
それでは何を求めているのでしょうか?
『モテたい、可愛くなりたい、かっこよくなりたい、キレイになりたい、セレブだと思われたい、贅沢したい』
これです。簡単にいうとそれぞれのお客様が持つ「欲」を満たしてくれるものを探しているのです。
それは物とは限りません。そうなる方法が書かれた情報でもいいかもしれません。
モテるためにブランドの服を買い、可愛くなるためにカラコンを買い、美顔ローラーを買い、キレイになりたいからダイエット用品を買い、セレブだと思われたいから贅沢品や高級品を買い、贅沢したいから高級なお肉を買い、という風に欲を満たす手段として物が売れます。
とはいっても世の中のほとんどの人が知っている商品は価格訴求でしか売れないものもあります。
そういった商品には手を出さないことです。そのような商品は資金力と仕入力のある大手企業が競争しており勝ち目がありませんし、勝ったところで儲かりません。
本来であるなら、先にそれらのターゲットやニーズをリサーチして商品を探すなり、作るなりするのが一番でしょうが、
既に商品をネットショップで販売しているなら、その商品はどんな人がどんな欲を満たす為に必要なものであるかを一度考えてみて、提案の仕方を変えてみることをおすすめします。
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